西谷地域では人口が市に合併された昭和30年の約5,800人をピークに、令和3年12月で2,267人(高齢化率46.6%)まで減少しており、人口減少及び少子高齢化が進んでいます。
そこで、西谷地区まちづくり協議会では、西谷地区への移住希望者を受け入れる体制をつくるために、2020 年度に地域のメンバーでプロジェクトチームを立ち上げました。
「地域内の空き家活用」と「移住のきっかけづくり」を軸に、移住希望と空き家所有者のマッチングを図かり、移住者の受入れに向けた対応を進めています。より多くの移住を実現するために活動を行っています。

空き家視察ツアー

西谷地区まちづくり協議会などへ移住希望の登録を行った方などを対象に、空き家の見学と物件概要の説明を行う視察ツアーを開催。
参加者は物件の説明を聞きながら、複数件の空き家を見て周りました。

空き家相談セミナー

空き家の活用を進めるため、西谷地域内の家屋所有者を対象に、空き家相談セミナーを開催。
令和4年度は空き家の活用方法、売買や賃貸借の実例紹介、トラブルの防止などに関するセミナーを開催。
令和5年度は法務局、宅建士、行政書士などによる、空き家・空き地問題に対する法改正や制度説明などのセミナーを開催(一般社団法人地方創生パートナーズと共催)。

空き家調査

西谷自治会連合会に加入する13自治会にご協力をいただき、西谷地区にある空き家情報の調査を実施。
地域内の空き家に関する状況及び所在者把握を進めています。

栗園再生プロジェクト

さらなる移住希望者を発掘するために、農ある暮らしを起点とした関係人口の創出として、放置されている農地を再生するプロジェクトを立ち上げました。
かつて栗栽培が行なわれていた栗園(約40a)を借り、地域住民と参加希望者と一緒に、栗園の再生に取り組みます。

交流イベント・移住相談会の開催

地域内の空き家を改修した拠点施設において、開催された「西谷にじいろ夢マルシェ」で移住相談会を実施。イベントにはキッチンカーや物販、ステージもあり、たくさんの方が来られ、移住相談も5件ありました。

情報発信

地域内外への移住に関する情報発信を目的としたWEBサイト「宝塚にしたにSMOCCA」の立ち上げやチラシを発行。
西谷地区まちづくり協議会が発行する広報紙及び本サイトで実際に西谷地域に移住した方々も紹介しています。